高層型マンション
施工実績1
本物件は階数30階の超高層物件のため一般的な枠組足場ではなく、
「ゴンドラ足場(ガイドレールシステム)」を使用しました。
上左の写真はゴンドラ足場を使用しているところを外部から撮影したものです。
ゴンドラが昇降時の揺れを制御するためにレールが2本設置され、1台作業中のゴンドラ確認できます。
上中央の写真は足場設置後の1階を撮影したもので、着床ステージと呼ばれる昇降用の足場が見られます。
ゴンドラに乗り降りする際に使用し、ゴンドラを使用しない時にはこの位置で待機させます。
一般的に2階の床面にあわせて設置しますが、
1階に店舗や工作物がある場合は3階以上でステージを組むこともあります。
上右の写真はバルコニー内での作業中の写真です。
左手にゴンドラが着いており、作業員がバルコニー内で作業しています。
メッシュシートが不要のため、
足場を設置してもバルコニーからの景色はほとんど変わりません。
左の写真はバルコニー内の隔て板を撮影した写真です。
ゴンドラ足場は横移動ができないため
作業中だけ、バルコニー内の隔て板を外して対応しました。
作業が完了すると、社内検査を行います。
確認した場所は部位ごとに指差し確認の写真を撮影し、
手直しが必要な箇所には、マスキングテープを貼り、
手直し後、再度検査を行います。
アクロスの社内検査及び施工業者の社内検査が完了すると、
管理組合の皆様と竣工検査を行います。
施工実績2
~中規模修繕工事について~
計画修繕工事の検討と今後の維持管理の参考とするためコンサルタント業務を募集し
ヒアリングを行った結果、弊社にご指名を頂きました。
高層マンションの多くは、廊下が外に面していない内廊下型の構造になっています。
理由としては、低層と比べると風が強いことが挙げられ、当マンションもそれに該当しました。
外に面しない廊下は劣化の進行が遅く、目立った劣化症状が認められなかったため、
今回の修繕では工事範囲に含めませんでした。
当マンションでは屋上の斜め壁が緑色に塗装されており、建物の美観に大きく影響する部位でしたが、
経年劣化によって塗装剥離やひび割れが発生しており、美観が損なわれていました。
そのため、屋上の斜め壁周りのみに足場を組立て、躯体の補修作業及び塗装作業を行いました。
屋上防水は立上りに保護パネルを使用
していたため、直射日光による劣化が
遅く、補修の必要はないと診断しました
ですが、パラペット天端などの
塗膜防水を施工している部位では、
通常の劣化進行が見られましたので
斜め壁の塗装と同時に、
塗膜防水の塗布も行いました。
また、外観の美観向上を意識して
モニュメントの補修及び
エントランス前鉄部の塗装も行いました
扉前の照明は同じ器具がなかったため
リフレッシュ工事を実施しました。
美観の向上は、資産価値にも直接
繋がりやすく、居住者の方にも
違いが分かりやすい工事なので
とても喜ばれる工事になりました。
~1回目大規模修繕工事について~
中規模修繕工事と同様にヒアリングを行った上で、弊社にお声掛け頂きました。
当時の監理担当者が総括(取りまとめ役)として調査段階から業務に当たり、修繕方法や足場の方法などは
早い段階から対応を始めることで工事を円滑に進行できるよう努めました。
計5人のチームで調査から工事竣工まで携わり、2016年3月に無事引渡しを行いました。
中規模修繕工事と異なり、
バルコニー内の作業(壁面塗装等)が
多くなります。
そのため作業するフロアは
塗装時の養生や作業道具落下防止の
ために養生シートを張り、
上階から順に工事を進行しました。
また、足場は「施工実績1」と同様に
ゴンドラ足場(ガイドレールシステム)を採用し、中層階にあるバルコニー格子手摺外側では命綱を使用して業務に当たりました。(下写真中央)
組合様と検査に周る時もゴンドラを使用し、納得のいく工事を心がけました
なお、業界新聞である「建通新聞」で特集を組んでいただき当マンションを紹介いたしました。
現場代理人の声も掲載されていますので、ぜひご覧下さい→→→《新聞記事》
実績
株式会社アクロスの実績を特徴別に紹介します。
株式会社アクロスの実績をエリア別に紹介します。