大阪マンション大規模修繕の専門家アクロス-across

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塗装

DSCN0785塗装は安価で工期が短いため、公共団地などでも
多く使用されており、部位によってのパターン分けや
石調の塗料を使用することで、建物の雰囲気も大きく変わります。

細かい納まりや、入り組んだ構造でも施工する事が可能で、
耐候性や遮熱効果がある塗料も開発されています。
ですが、躯体であるコンクリートがひび割れを起こすと、
それに追従し、雨水の浸入を止めることはできません。

経年につれて色が褪せ、色が退色するため、美観保持のためには定期的な塗替えが必要とされます。
国土交通省では、塗装の対応年数を10~15年と捉え、躯体の修繕工事と同時期に実施することを推奨しています。

《塗装の劣化現象》
チョーキング 塗膜の膨れ 塗膜の剥がれ 汚染


修繕方法


上記に記載したとおり、塗装には定期的な塗替えが必要です。
一般的な外壁の塗替え手順を見てみましょう。

外壁塗装は、一般的に3工程で行われます。
場所によって塗料を変えたり、工程を増減したりして対応します。
また、躯体修繕を行った部位では、塗装面の模様がなくなってしまうこともあるため
その場合は、パターン復旧を行います。

施工順_塗装

チョーキング

チョーキング触れると、手にチョークのような粉が付着する劣化現象で、
別名:白亜化(はくあか)とも呼ばれています。

塗膜は経年による直射日光や雨風などの
外部ダメージによって、厚みが薄くなり、
塗料の色の成分である「顔料」が露出してしまうため
手で触れたり服が擦れると外壁色の粉が付着します。

顔料の露出が進行すると、
外壁色が薄くなり色が褪せる現象が生じます。
色褪せは場所によって進行が異なるため、全体的に色ムラができ、徐々に美観が失われていきます。
また、劣化が進行すると、塗膜の厚みがなくなることで、躯体の素地が露出し躯体の保護ができなくなります。

チョーキングイメージ


修繕方法


この現象は、塗装を行うなら必ず生じる問題として捉えられています。
直射日光を浴びやすい場所や、雨風にさらされている場所では
進行が早いため、外壁や上層階では塗膜の退色が起こりやすいです。

この現象に対する特別な修繕の方法はありませんが、
塗替えを行うときは、高圧水洗などで既存の塗装面をしっかりと洗浄し
塗料を適材適所に選択することが重要です。

塗膜の膨れ

塗膜の膨れ雨水が浸入することで塗膜が膨らむ現象です。

躯体のひび割れから雨水が浸入して生じる場合が多く
右写真も、開口部廻りのひび割れから雨水が浸入し
目地の上部で溜まっていることがわかります。
塗膜が破けると、水は流出します。

その他に、コンクリートの水分が残っている状態で塗装した場合、
水分の蒸発で塗膜が膨れる場合があります。
早朝や雨の直後などは温度が安定せず、湿度が高いため
生じやすいですが、温度が安定する正午や天気が良くなると膨れはなくなります。
劣化が進行すると、元に戻らなくなり、膨れたままになることもあります。


修繕方法


では、これらの修繕方法を見ていきましょう。

浮いている塗膜を撤去し、再塗装が必要なことは想像しやすいと思います。
再塗装の際に、塗膜を撤去した場所と既存の塗膜面では、少し段差が生じます。
モルタルで表面を均し、段差をなくすことで修繕の跡がわかりにくくなります。
また、塗膜を撤去した場所は塗装時の模様がなくなっているので、パターン復旧を行います。

施工順_塗装(膨れ)

塗膜の剥がれ

HP_写真文字通り、塗膜が剥がれている状態です。
美観が大きく損なわれる他に、躯体が露出されるため、
保護する役割を果たせなくなります。

塗膜の膨れが原因となる場合が多く、
天井に見られる場合は、漏水が生じているサインになります。

右の写真は、外壁の塗膜剥がれを拡大して撮影したものです。
露出しているコンクリートにひび割れが確認でき、
HP_写真2
そこから雨水が回り塗膜の剥がれが生じていると予測されます。

左の写真は、共用廊下天井の写真です。
外壁タイル目地のシーリング材劣化と天井面ひび割れによる雨水の侵入が原因と考えられます。





修繕方法


修繕方法は塗膜の浮きと同じ方法で施工されます。
剥がれている部位と、剥がれかけている部位もありますので
それら脆弱部を撤去し、モルタルで均して再塗装を行います。